経理の退職というピンチを、
業務の属人化も解消して、経理代行で乗り越えられたお客さま
信じられない決算書にサヨナラ。記帳から税務まで、正確で一貫した体制に。 従業員数:10〜30名
- 記帳代行
- 年末調整代行
- 税務顧問
導入のきっかけ
現在の(変更前の)顧問税理士に不満があり、税理士変更を検討。税務調査では多額の申告否認・追徴を受け、金融機関からも決算書に対する疑義が示され、顧問税理士への不満が募っていました。
きっかけは顧問税理士の変更にあったものの、よくよくお話を聞いてみると、記帳は顧問税理士が代行しておらず、税理士ではない民間の記帳代行会社にアウトソーシングしていました。顧問税理士と記帳代行会社とが密に連絡をとっているわけでもなく、代行会社が行った記帳結果を「そのまま税務申告」していました。記帳の妥当性を、会計の視点からも、税務の視点からも、結果や実態としても、誰もチェックしていなかったことがこの主因でした。
税務調査や金融機関から指摘されることは大きな問題です。しかしそれ以上に、外部から不適切と指摘されるような記帳の結果を気にしながら、経営判断し続けることに不安を覚えた経営者から、テントゥーワングループへと相談が寄せられました。
導入前からこれまでを振り返って
結果や実態として「記帳の妥当性を誰もチェックしない」という問題は、税理士ではない民間の記帳代行会社をご利用される場合に、たびたび見らます。もちろん、民間の記帳代行会社全てにこのような問題があるわけではありません。とはいえ、民間の記帳代行会社に対して、会計や税務の専門性を求めることに無理があります。少なくとも税理士法に基づけば、民間の記帳代行会社が税務処理をすることには問題があります。
民間の記帳代行会社と顧問税理士とが明確に分業して、そのうえで密にコミュニケーションをとっていれば、このような問題にはならなかったかもしれません。とはいえ、民間の記帳代行会社と顧問税理士とは別々の企業であることが多く、別々の組織が、情報に抜け洩れなく、リアルタイムに連携し続けることは容易でも現実的でもありません。
テントゥーワングループの経理代行サービスは、税理士法人を母体に提供するサービスです。そのため、この経理代行サービスには、会計や税務の専門性というバックボーンがあって、「記帳の妥当性を誰もチェックしない」という事態に陥ることはそもそもありません。
テントゥーワングループの経理代行サービスをご利用された「いま」では、記帳から適切な決算書や税務申告に至るまでをシームレスに支援。さらには税務顧問も並走しています。これにより、「守」として過去の実績を正確に整理、「攻」として将来のビジョンや計画を踏まえた財務・税務の数ある「打ち手」の議論を含め、攻守両輪で経営支援を重ねています。
私たちが、お客さまに貢献できたと自負していること
導入のきっかけが、「記帳の妥当性を誰もチェックしない」というテントゥーワングループではあり得ない問題であって、テントゥーワングループの経理代行サービスによって、このような深刻な問題を払拭しました。もちろん、テントゥーワングループの経理代行サービスと税務顧問を並走いただくことで、民間の記帳代行会社と顧問税理士それぞれに資料やデータを提供する手間やリスクという課題も解決、経理業務そのものが効率化されました。
日々の記帳の結果が月々の試算表、月々の試算表の積み重ねが年次の決算書、これをもとに税務申告を行う、という極当たり前ともいえる一連の工程に連続性を取戻しました。そのうえで、決算書という数字が影響する「建設業許可」や「経営事項審査」への対応もテントゥーワングループではシームレスに支援しています。
日々の記帳にはじまり、税務申告、融資審査、経営判断、そして業種許可という多面的なタスクに対しても、テントゥーワングループであれば「シームレスに対応できる」ということが、私たちの強みであると自負しています。
これらは、テントゥーワングループに、税理士のほか、社会保険労務士や中小企業診断士、行政書士など多彩な専門家が在籍するからこそ得られる効果であるといえます。
経理代行のなかには、記帳代行と給与計算代行が含まれます。これらの業務を一元化、さらに税務顧問と労務顧問とを統合することで業務効率性はさらに高まります。とはいえ、人と人とのつながりも取引継続の重要な判断要素であるところ、現在の社会保険労務士とは良好な関係が続くことから、給与計算代行と労務顧問は、テントゥーワングループの支援から敢えて除外しています。
このように、テントゥーワングループでは、経理代行サービスや税務・労務顧問を包括して支援することも、部分的に支援することも、いずれでも対応が可能です。シームレスな支援だけではなく、フレキシブルな支援を共存させていることにも、私たちのサービスの強みがあります。
お客さまからいただいた私たちの評価
税務調査では多額の申告否認・追徴を受けたことや、金融機関からも決算書に対する疑義が示されたことから、テントゥーワングループが関与する前では、経営者自らが記帳とは別に、独自の業績管理データを作成していました。
「記帳の結果が信頼できない」、「信頼できない数字に基づく経営判断はあり得ない」、だからこそ、経営者自らが自己防衛するという当然の対応であるともいえます。
しかしながら、経営判断はともかく、税務申告や融資審査は、経営者独自の業績管理データではなく、記帳の結果に基づきます。このように、経営判断と「税務申告や融資審査」とに連続性がないことは、大きな問題であって、経営者のストレスにしかなりません。
テントゥーワングループの経理代行サービスと税務顧問をご利用された経営者からは、「無駄な業績管理データを作成する手間が省けた」、「記帳の結果を信じて、経営判断に集中できる」、「後(過去)ばかりを振り返らず、前(未来)を向いて思考ができる」という評価をいただいています。
テントゥーワングループの関与は、上述の問題を解消することや、サービス品質の向上に留まりません。テントゥーワングループの経理代行サービスと税務顧問のご利用前後を比較すると、総コストが約30%削減されました。ご利用前の総コストは民間の記帳代行会社への報酬と顧問税理士への報酬の合計であり、ご利用後の総コストは経理代行サービスと税務顧問の報酬の合計です。もちろん、コスト削減の成功要因は、テントゥーワングループのサービスが安価であることにはなく、業務効率化の成果でしかありません。