代表挨拶

電子帳簿保存法やインボイス制度の開始、年末調整の電子化、そして一般化するAIやクラウドサービスなど、昨今の法改正やコロナ禍を経た企業のバックオフィスには大きな変化が求められ、いかに迅速に対応できるかが鍵となります。

3M（ムリ・ムラ・ムダ）を排除し、効率化を追求することは、今や避けて通ることはできません。その道中では、変化に伴う大きなストレスが伴いますが、テントゥーワングループでは、そのストレスまでも巻き取り、変化に順応できる体制構築を支援するコンサルティングを提供しています。

クラウドによる経理・労務代行は、バックオフィスの新たな体制構築と業務効率化を実現するサービスのひとつです。しかしこれを、単なるシステムエンジニアが担っては、会計や労務の実務までカバーできません。他方私たちは、グループ内にて常時連携するシステムエンジニア、会計専門家、労務専門家がワンチームで担い、その実現をサポートしています。

多彩な専門資格者がグループに在籍し、資格が必要な職域業務も、オールインワン・ワンストップで対応できるテントゥーワングループ。複層的視点から「最良の一手」を見出し、確実に現場に落とし込む。そんなご支援こそが、私たちの日常です。

「どこを改善すれば、より多くの収益が生まれるのか」。この答えを見出すため、機を逸することのない経営判断のための情報を提供し、ともに考えることこそが、私たちに託されたミッションです。

そのためには、経営判断に資するフレッシュな財務情報をもとに判断することが不可欠です。月次決算の効率化、そして早期化により、必要な時に必要な情報を逸早く得られる状態を提供し続けることは、私たちが日々追求する「当たり前の状態」です。

なにより、スピードのみを追求し、その確かさにコミットできなければ意味がありません。すなわち、「スピード」×「クオリティ」こそが、私たちが心に刻む、必要不可欠な2要素です。

テントゥーワングループでは、システム活用や徹底した生産性向上の取り組みのもと「スピード」を追求し、母体である税理士法人をはじめ、社会保険労務士や司法書士など、グループ内の専門家が連携することで「クオリティ」を担保。それが「スピード」と「クオリティ」を両輪で展開できる源泉です。

「財務を征する者は経営を征す」、そして「強い経営は時代とともに変わる」。すべてはこの信念のもと、私たちはこれからも、お客さまのご支援に邁進してまいります。

昨今では人事労務関連の法改正が相次ぐ中、多くの企業が人材不足に悩まされ、人手不足倒産を見聞きすることも増えてきました。

このような状況下では、「人間がしなくてもよいことはシステムに委ねる」ことを、これまで以上に真剣に考えねばなりません。いつまで手書きを続けるのか、いつまで左のデータを右に手作業で転記するのか。社内で行う必要のない業務は、今やシステム化も、外部の専門家へのアウトソーシングも叶う時代です。働き方も多様化する今日、バックオフィスの在り方をレガシーにせず、今となれば不要となった作業を排除する。そのためには、職場環境や業務フローを再構築することも必要です。もちろんそれは、多様な働き方に対応できる組織体制にも直結します。

テントゥーワングループの業務効率化・生産性向上支援は、開始から早10年以上が経過し、今や常時300社近くと伴走するまでなりました。経理・労務アウトソーシングも、それら支援の大きな一要素に他なりません。

「事業に発展を、労働に尊厳を、社会に持続可能性をもたらす」。そんな未来を叶えるため、私たちは豊富なノウハウが詰まった経理・労務アウトソーシングによる生産性向上、そして労務専門家としての多面的支援に全力を尽くしてまいります。